言葉は宙を舞い、想いは地に残る。

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元英国留学生の海外放浪記

2020年買ってよかったもの

年末に書き始めていたこの記事、2021年になって1ヶ月以上経ってしまいましたが、Better late than neverということでポストしておきたいと思います。

2020年らしく、おうち時間や在宅勤務を快適にするアイテムが多め。

1. Netflix

www.netflix.com

「もの」ではありませんが、サブスク全盛期なのでランクイン。以前から契約していましたが、自粛期間中はNetflixを観る機会がより増えました。Netflixの無い生活は今となっては考えられないくらいです。

2. Spotify

www.spotify.com

こちらもサブスク。4年ほど無料版を使っていましたが、社会人になって懐に多少余裕が出たのをきっかけにプレミアムにしました。広告が無いって最高ですね。在宅勤務なのもあって、起きてる時はほとんどずっと音楽聞いています。1年で10万分も聞いていたのには自分でもびっくりしました。

3. カーシェア

share.timescar.jp

こちらもサブスクですが、私の場合は正確にはお金は払っていません。学生限定の方法になりますが、学生の間に入会すると以降4年間基本料無料なので、使う予定がなくてもとりあえず入っておくのがおすすめです。私も大学を卒業する3月に入会しました。都会にいても、ちょっとだけ遠出したい時や、旅行先、IKEAで家具などの大きいものを買うときは車があるとやっぱり便利。たくさんあるので予約が埋まって使えない!みたいなことも今のところありません。唯一気になるのは、殆どの駐車場が狭いところ...結構車の出し入れに苦戦します。

4. 革靴

MILLY/ミリー(レザーソール, カーフ) | BRITISH MADE

社会人になったので革靴を買いました。ヒールは見た目は綺麗で好きだけれど、脚に負担がかかってすぐに靴擦れするし体力も消耗する。休みの日は良いにしても平日はできれば履きたくないので、スーツにも合うヒールなしの靴は何か?を考えた結果革靴に辿り着きました。女性で革靴履く人は少ないけれど、もっと広がればいいなと思う。決して安くない買い物だったので10年は履く前提で、革靴のケア用品等も基本的なものは揃えて定期的に靴磨きもしています。高価なものを買うと、その分大切に扱うし、愛着が湧いて良いなと思いました。今年一番高い買い物だったけど大満足。

5. 書籍自炊代行サービス

scanb.jp

お金はまた手に入るけど時間は手に入らない、のポリシーで利用。私の場合は引越しが多く、今後も近距離・遠距離ともに引越しが多い予定なので、部屋をスッキリさせたい&引越しの際に身軽でありたいと思い電子化を決行。自分でできないこともありませんが、ものによっては1冊数百ページあるので、自分で自炊していたら永遠に終わらないと判断。50冊程度を依頼し、1ヶ月でデータが届きました。

6. SHEIN

asia.shein.com

今年ハマった海外の安いファッション通販。TikTokで流行っていたのを見て知ったのですが、とにかく安い。日本には大体2週間くらいで届きます。個人的には自分好みの系統の服がたくさんあるので嬉しい。アイテムは選ぶけれど、安くても良い、1シーズンしか着ないような流行アイテムはここで買うことが多かったです。

7. オフィスチェア

www.ikea.com

在宅勤務が続いて、今後も終わりそうにないので、デスクチェアを買い替えました。色・スタイリッシュな見た目・ヘッドレスト・手の届く価格など条件を決めて時間をかけて探した結果辿り着いたのがこのIKEAのチェア。平日は1日10時間以上座っていますが、以前のような腰の痛みなど身体への負担が圧倒的に軽減しました。購入して大正解。

8. PCモニター

www.amazon.co.jp

こちらも在宅勤務用アイテム。モノはなるべく増やしたくない主義なので、何事もラップトップ1台で十分だと思っていましたが、在宅勤務になったことをきっかけに購入を決意。オフィスであればモニタがあるので不要ですが、在宅勤務だとノートPCのみのため、とにかく作業領域が狭いのがストレスでした。またノートPCだと視線が下にいくので、首に負担がかかったり変な角度で癖がついてしまうのも気になっていました。モニタ購入後、かなり生産性が改善されたので買ってよかったです。

因みに上記モデルはAmazonブラックフライデーセールで1万円近く値下がりしていたタイミングで購入しました。もう一つ新しいモデルもありますが、スペック等はほぼ変わらないらしいのでこれで十分。4Kなので画面も綺麗で、RetinaディスプレイMacbookを繋いでも違和感なし。おすすめです。

9. ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン

www.sony.jp

在宅勤務で増えるのがオンライン通話やオンライン会議。快適な通話にはマイク付きイヤホンが必須ですが、しばらく外耳炎に悩まされ、耳の中に入れるイヤホンは使えない状態だったのでヘッドホンの購入を決意。ワイヤレスかつノイズキャンセリングのあるモデルだとSONYの上記モデルが一番良い音質だと家電量販店の店員さんに教えてもらい購入しました。

10. 重い毛布

www.nitori-net.jp

世界的なパンデミックに外出できないストレス、慣れない在宅勤務が続く中で、2020年ほど健康に気を使った年はなかったと思います。その中でも特に睡眠に関しては以前から個人的に問題を抱えていたということもあり、睡眠改善の為に購入しました。重さがとても心地良い。例えるなら、軽くて扱いやすい羽毛布団より、旅館でよくある綿の掛け布団みたいな感じが好きな人はおすすめ。因みに重い布団の方が睡眠の質が向上するという研究結果もあるらしい。重さ以外はただのブランケットなので扱いやすいし、カバーも洗えます。夜寝るのが楽しみになりました。

おわりに

生活が変われば必要なものも変わる、というのを実感した1年でした。一度変わってしまった生活はきっと完全には元には戻らないし、自分たちでそれぞれに試行錯誤しながら時代についていく必要があるというのが明確になった年でした。この先もまだまだ大変なことが多いだろうけれど、焦らずにじっくり向き合いながらうまく適応していければ良いな、なんて思っています。それでは。

解説・ロシアの観光ビザを取得する方法

遡ること今年2月、コロナウイルスがここまでの猛威を奮っていなかった頃、私はロシアへと旅立つべく準備をしていました。今となってはあの日常が遠い昔のようです。コロナとは関係ない別の事情で旅行はキャンセルになってしまったのですが、ビザの取得について記録に残しておこうと思います。早くこの事態が収束して、以前のように自由に海を越えられる日がきたときには、この記事が誰かの役に立つ日がくれば幸いです。

日本のパスポートでロシアに行くにはビザが必要ですが、種類や取得方法も色々あってややこしいです。今回わたしはInterlinkという公式のビザセンターを利用してシングルエントリーの観光ビザを取得したのでその流れを解説します。この方法は、電子ビザの対象外かつ近くに大使館がない人向けになると思います。

バウチャーを取得

まずはTravel Russiaでバウチャーという書類を取得します。費用はシングルエントリーで899ルーブル(1600円くらい)です。(2020年1月現在)。支払い通貨をルーブルにすると少しだけ安くなります。

ホテルの欄は、滞在先が決まっている場合はプルダウンのOtherから手入力しても構いませんが、未定の場合は一番上のものを選択しておけば大丈夫です。

入力が終わるとメールが送られてくるので、リンクからクレジットカードで支払いをします。支払い後、平日であれば5時間以内にまたメールがくるので、そのリンク先からバウチャーをダウンロードできます。

ビザ申請書(EVA)を作成

ロシア連邦外務省領事局の専用サイトでビザ申請書を作成します。

途中でバウチャーの情報が必要になります。受け入れ組織は「Travel Company」を選択。Travel Russia で Alliance Travel Company のバウチャーが送られてきた場合は、次のようになります。

Name of Organisation:ALLIANCE TRAVEL COMPANY
Address:191036, SAINT-PETERSBURG, RUSSIA SUVOROVSKIY PROSPECT, BLD.2B, LETTER A, OF.204
Reference Number:00961

Confirmation Numberは「VOUCHER No.」としてバウチャー内に大きく書かれている数字です。最後にビザの申請先として「Russian Visa Centre (Tokyo)」を選択します。

申請書作成後、プリントアウトしてパスポートサイズの証明写真を貼り、署名します。因みに、証明写真は履歴書カメラというアプリで撮影してコンビニでL判写真サイズで印刷すると30円でゲットできます。

ビザセンターに書類を郵送

プリントアウトしたバウチャー、証明写真を貼ったビザ申請書(EVA)、パスポートをビザセンター宛てに郵送します。

〒107-0052 東京都港区赤坂1丁目3-5 ロシアビザセンター INTERLINK JAPAN LLC

郵送方法の指定は特にありませんが、私は郵便局のレターパックで送りました。また、上記の書類以外に、名前、電話番号、メールアドレス、郵送での返送を希望する旨を書いた紙を同封しておきました。  

ビザセンターからの連絡を待つ

翌営業日にはビザセンターから電話がかかってきました。2週間後の受け取りで良いか確認され、請求書をメールで送りますという連絡でした。

代金を振り込む

メールで送られてきた振込先(三井住友銀行の口座)に代金を振り込みます。

ビザ申請料金(2週間後受取) 0円 + 代行料金 4,500円 + 郵送受付料金 4,000円 + 郵送返却料金 2,000円 = 合計 10,500円

最初に送られてきた請求書には200円分のSMS notification feeが勝手に追加されていたのですが、不要ですと伝えるとその項目は削除してもらえました。 

パスポートの返送を待つ

請求書のメールに仕上がり予定日と追跡番号が記載されていて、配達時間帯も希望を伝えることができます。11-20営業日後受取での申請でしたが、最短の11営業日後の予定日通りに仕上がり、翌日にゆうパックで届きました。

まとめ

ビザと聞くとよくわからないし面倒なイメージがありますが、ひとつひとつの手順には難しいことはないので億劫な気持ちさえ乗り越えられば大丈夫です。今回かかった費用は、バウチャー1,600円と証明写真30円とレターパック370円とビザセンターに支払った10,500円の合計12,500円でした。ロシアビザに関しては無料で取得できるビザがあったり、大使館が近くにあればもっと安く取得できたり、代行会社を使う方法もあります。よく調べてご自身にあった方法を使うことをお勧めします。また冒頭で触れたように、旅行はキャンセルになったのでこのビザが実際に使えたかどうかは不明ですが、少なくともこの方法で「取得」は可能なので、参考になればと思います。